職場への申請

技術士補登録の場合、職場の同意書(承認書)が必要になります。職場の長(社長、支社長、店長、人事部長、会長など)の公印が必要になります。誰の判が必要か分からない時は技術士会に問い合わせてみてください。学生や勤め人でない方はこの書類は不要です。
同意書は指導技術士が職場の上司の場合はいただき易いと思います。1番難しいのは公務員のようです。運悪く(?)私は公務員なのでかなり苦戦をしいられました。以下に大体の流れを書いておきます。指導技術士が他社におられる場合も少しは参考になると思います。
1月30日、指導技術士から証明書が返送されてきました。郵送されてきたら職場に電話するように、家の人に頼んでおきました。その日のうちに承認書に必要事項を書き込んで職場の長へ持っていきました。当然のごとく(?)技術士についてはなにも御存じなく、その場で簡単に説明したのですが、口頭では駄目らしく、とにかく明記したものを持ってくるよういわれました。以下のことが分かるような書類を要求されました。
1.「技術士の業務を補助する」の部分に引っかかり、2重に仕事を持つのではないのか。
2.技術士会とはなにか。
この他にも、指導技術士と技術士会の関係などを聞かれました。
2月2日、技術士会に資料を取に行き、技術士会を紹介してあるパンフレットや会則を頂きました。
2月3日、技術士会から頂いた資料を上司に提出しました。それを見て、具体的にどんな業務を行うのか明記してあるものを出すように言われました。指導技術士にどのように指導していただけるのか聞いていたので説明したのですが、一般的なことが紙に書き記されていないといけないらしく、再び探すことになりました。すぐ技術士会に問い合わせたのですが、「そんなものはない、なぜ口頭ではいけないのか」と逆に言われました。
2月4日、なかったというだけではいけないと思い技術士法の抜粋を持って、再び上司の所へ行きました。
2月8日、上司が県へ申し出てくださいました。県は速攻で駄目だと言ったらしいです。そうは言っても国が認めている資格なんだから検討してくれ、と言って帰ってこられたそうです。
2月14日、ある方からのアドバイスもあり、技術士会名簿を1ページづつくって、公務員の登録者を調べました。技術士会には先に入会していたので名簿だけは手元にあったのです。大学関係者も入れると、全国に10数人おられました。非会員も入れるともっと多いのでしょうね。
やってみるものです、なんと同じ採用管轄の方(以下A氏)が登録しておられるのを見つけました。
2月15日、A氏に電話連絡しました。A氏登録のいきさつを伺い、A氏のお名前を出すことを許可していただきました。
2月16日、A氏の事を上司に報告しました。A氏の名前、勤務先、登録部門、登録のいきさつなど紙に書いて持っていきました。上司は早速県に報告してくださいました。A氏登録に係った部署と私の事が報告されていた部署が異なっていたため、両部所で連携を取って検討していただくよう要請しました。
2月18日、上司の所へ顔を出すと、県がA氏の上司へ連絡したら「そんなことは知らない」と言われたと聞かされました。すぐにA氏に連絡し、A氏からA氏の上司へ一言言っていただけるようお願いしました。
2月23日、A氏の上司も思い出してくださったようで、やっと許可が出ました。すぐに判を頂いて、上司や県の気が変わらないうちに投函しました。

なんだか時間ばかりかかってしまい、投函し終えた後はとても疲れを感じました。待ちくたびれたというのが正直な感想です。やっとスタートラインに立てたのに、やっと終わったという気持ちです。
お役所という所はとにかく紙に書いてないといけないらしいということが分かりました。あと、前例に弱いということも。公務員の方、登録される時はこの辺を突いていきましょう。
直属の上司の性格も良く考えてどのように攻める(いやお願いする)のが得策か考えて作戦を練りましょう。悪口は言えませんが、話しをあまり聞いてくださらないので、紙に書いていけば読んでくださるかと思いきや、考えが甘かったことがわかりました。書いていってそれを見せながら話しをしても駄目でした。人の話しは聞いてない、書いた物も読んでない。一つのことを分かっていただくのに3日くらいかかったりして・・・ (ひとつの良い経験にはなりましたが・・・)
上司の所へ行く際、自分なりに技術士・技術士補について紙にまとめて持って行かれる方がよいかもしれません。私は何とか出さずに済みましたが、一応は用意しました。とにかく技術士補になって一生懸命勉強したいんだ、という気持ちを素直に表した方がよいでしょう。そして不幸にして職員が勉強することを拒むような職場だと分かったら、そこにいること自体考え直した方が良いかもしれません。
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